本日、8728Fが若葉台〜橋本間で試運転を実施しました。


昨年8月28日に、高尾〜高尾山口間での土砂崩れ事故以来運用離脱している同編成ですが、今日久々の本線走行となりました。
事故廃車となったクハ8728の代わりとなったのは、前々より噂が飛び交っていたとおり元・クハ8814。すでに新・「クハ8728」に改番されています。


新・クハ8728の、クハ8814時代からの変更点は以下の通り。
・車番変更
・客ドアの「アド・ギャラリー」ステッカー剥がし
・CP取り付け
吊り輪を緑色のものから白色へ。(丸いタイプ)


一方で手を加えられなかった点として、前面スカート部分の「自動連解装置」が取り付けられたままなのと、識別灯が白色LEDではなくオレンジ色のまま…というのが上げられます。いずれも現在のほかの20番台では見られないタイプなので…異色な存在です。

新車・サハ8564が搬入されました。
これは、昨年8月に事故に遭い廃車となったクハ8728の代わりとしてクハ8814を捻出した関係で、1両欠車となった8714F+8814Fを補うために新製されたもの。
サハ8550形は、20番台では存在した形式ですが、0番台への組み込みとしては今回が初。


よって、今後8714Fは新宿方より…
Tc1-M1-M2-M1-M2-Tc2+T2-M1-M2-Tc2
という異例の組成をすることになるようです。

本日より、「夏季安全輸送推進運動」期間に入りました。
これに合わせ、井の頭線では1777Fに、京王線では8703F+8803Fおよび8725Fに専用HMが取り付けられています。


なお、1777Fと8725Fに取り付けられたものは、それぞれ今回が初採用となるデザインになっています。